独占ラジオ丼〜生でゴメンネッ!〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
独占ラジオ丼〜生でゴメンネッ!〜
愛称 ラジ丼
ジャンル バラエティ番組
放送期間 1995年4月3日 - 1999年10月1日
放送時間 月 - 木曜 21:00 - 23:00
→ 火 - 金曜 21:00 - 23:00
→ 火 - 金曜 21:30 - 23:30
放送局 TBCラジオ(東北放送)
制作 東北放送
パーソナリティ 菅原美和
西山みゆき
本間秋彦
鈴木早百合
佐々木愛
テンプレートを表示

独占ラジオ丼〜生でゴメンネッ!〜(どくせんらじおどんぶり なまでゴメンネッ)は、1995年4月3日から1999年10月1日の間に、TBCラジオ(東北放送)の平日夜の時間帯に放送されていたラジオワイド番組である。通称「ラジ丼」(ラジどん)。

概要[編集]

前番組『男女りすなぁ若者語』(若りす)に続き、中学生・高校生などの若年層を対象リスナー年齢層としている。本番組では、はがきやファックスだけでなく、携帯電話ポケベルなどのマルチメディアを使い、ツールを増やしてリスナーとのコミュニケーションをとることが特徴であった[1]本間秋彦は前番組・若りすから続投し、若りすスタートから本番組終了まで11年間にわたって、TBCラジオの平日夜ワイド番組のメインパーソナリティを務めた。

毎年元日(1月1日)には本番組恒例の公開生放送が行われた。また、1999年4月には「TBCさくらまつり」でなど、公開収録も数回行われた。そして最終回放送の翌日、1999年10月2日にも本番組のファイナルイベントがTBCホールで行われた。

1997年10月以降の番組構成[編集]

1997年10月改編を以って本番組はリニューアルし、本間秋彦が全曜日出演となり、この時から本番組自体を「株式会社ラジ丼」と見立てて、メインパーソナリティの本間を「社長」、アシスタントを「秘書」、リスナーを「社員」、オープニングを「朝礼」、ゲストの出演は「会社訪問」と称するなど、“会社”形式の番組へと移行した。

“社員”になりたいリスナーは、社員登録書を本番組にはがきで請求し、社員登録書を自分の写真(プリクラも可)と一緒に本番組宛に送ると、社員証を受け取ることが出来た。そしてこの社員登録をしたリスナーには、月一回番組が発行するフリーペーパーが番組より送られた。

放送時間の変遷[編集]

  • 月曜〜木曜 21:00 - 23:00 (1995年4月3日〜1996年3月)
  • 火曜〜金曜 21:00 - 23:00 (1996年4月〜1998年9月)
  • 火曜〜金曜 21:30 - 23:30 (1998年10月〜1999年10月1日)

パーソナリティ[編集]

  • 菅原美和 (1995年4月〜1997年9月、月曜・火曜 → 1996年4月から火曜・水曜)
  • 西山みゆき (1995年4月〜1996年3月、月曜・火曜)
  • 本間秋彦 (1995年4月〜1999年9月=全期間、水曜・木曜 → 1996年4月から木曜・金曜 → 1997年10月から火曜〜金曜全曜日)
  • 鈴木早百合 (1995年4月〜1999年9月=全期間、水曜・木曜 → 1996年4月から木曜・金曜)
  • 佐々木愛 (1997年10月〜1999年9月、火曜・水曜)

コーナー・タイムテーブル[編集]

[2]

1995年4月 - 1997年9月[編集]

  • 21:05 河北新報ニュース
  • 21:12 杜の都でクイズ発表
  • 21:30
    • 月曜→火曜 イントロ3本勝負
    • 火曜→水曜 早鳴らしクイズ
    • 水曜→木曜 早びきヴァン・ヘイレン
    • 木曜 人間博物館 (1996年3月まで)
  • 21:50 独占!!Jリーグエキスプレスニッポン放送制作)
  • 22:00 CDリクエスト合戦
  • 22:10 (月曜のみ)杜の都でクイズ発表
  • 22:15 河北新報ニュース
  • 22:20 クイズマスターへの道 他
  • 22:30 日清アミューズメントワールド
    • 月曜→水曜 ゴメンネお姉様 (1997年9月まで)
    • 火曜 火曜・愛の激情
      • コーナータイトルは当時TBS系列他で放送されていた平日の昼ドラ花王 愛の劇場」から採られたもので、毎週リスナーから寄せられた創作ストーリーをリレー方式でつなげていくものであった。
    • 水曜 Come on DJ (1997年10月から)
    • 水曜→木曜 クイズ・この音は何でしょう
    • 木曜→金曜 王様の耳
  • 22:40 パワーアシストクラブエネルゲン (水曜・木曜のみ、大塚製薬提供、1995年9月まで)
  • しりとりバトルマッチ(木曜)
    一度終了するが、1997年10月の本番組リニューアル後に復活。

1997年10月以降[編集]

  • テテンケテン(火曜)
  • なんでも三箇条(火曜)
  • あの町あの店あのオヤジ(火曜)
  • クイズ・やっぱおかずでしょう(火曜)
    リスナーが電話出演し、この番組「おかず」と言っていた、曲の途中の部分を聴いてその曲を当てるクイズ。往年のTBCラジオの夜ワイド番組「ラジオはAM翔んでけ電波」の「中トロクイズ」に似たような構成。
  • リスナーの主張(水曜)
    1999年10月2日のファイナルイベントでは、このコーナーが「ラジ丼の主張」として復活した。
  • FEEL THE しあわせ(水曜)
  • 水曜定例会
    毎週決められたテーマに沿って、リスナーからの意見を募集。
  • 君のハガキに恋してる(略して君ハガ)(水曜)
    1998年10月スタート。
  • 宮城県市町村だじゃれ → 全国都道府県だじゃれ(木曜)
    最初は宮城県の市町村名、その後対象を日本の都道府県名に拡大して、これらを使ったリスナー作の駄洒落を発表。1998 FIFAワールドカップが行われていた1998年6月には「ワールドカップだじゃれ」として、特にお題は出さずワールドカップ出場国名で作られた駄洒落ネタを募集した。
  • 爆笑早百合のテーマソング(木曜)
  • 英語でゴメン(木曜)
    1998年10月スタート。変な英語、使わない英語、使ったら恥ずかしい英語など、あらゆる英単語・英文を紹介し検討する。
  • あったらいいものいやなもの(金曜)
  • いいあせ・しあわせ・いらっしゃいませ(金曜)
    1998年10月スタート。
  • 爆笑早百合のトンチンカンクイズ(金曜)
    鈴木早百合があらゆるクイズに挑戦。
  • チャンチャカ歌合戦(金曜)
    リスナー参加のコーナー。5回連続1位になると、「チャンチャカマスター」の称号が獲得できた。1998年初頭にスタート。
  • 女の子だけのコーナー「夜の給湯室」(火〜金)
    佐々木愛、鈴木早百合ら女性のみが出演。ただし、佐々木出演の火曜・水曜は本間がボイスチェンジャーを使ってフォロー的に割り込んで出演していた。
  • 社長ホットライン(火〜金)
    社長(本間)が選ばれた社員(リスナー)の家に直接電話しトークしていた。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ラジオ新番組速報版三才ブックス)1995年春号 p.9
  2. ^ ラジオ新番組速報版 1995年春号〜1999年春号 東北放送番組表
TBCラジオ(東北放送) 平日夜ワイド番組
前番組 番組名 次番組
独占ラジオ丼〜生でゴメンネッ!〜