Java API for XML Processing
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Java API for XML Processing(JAXP)は、Java言語でXMLを扱うためのAPIのひとつ。XML文書の妥当性検証や構文解析のためのインターフェースを提供する。次の2つの基本的な構文解析インターフェースを備える。
- Document Object Modelによる構文解析インターフェース (DOMインターフェース)
- Simple API for XMLによる構文解析インターフェース(SAXインターフェース)
Java SE 6からは、3番目のインターフェースが追加されている。
- Streaming API for XMLによる構文解析インターフェース(StAXインターフェース、JSR 173)
JAXPは、構文解析インターフェースに加え、XML文書のデータや構造の変換を行うためのXSLTインターフェースも提供している。JAXPは、Java Community Processの下でJSR 5(JAXP 1.0)、JSR 63(JAXP 1.1と1.2)、JSR 206(JAXP 1.3)として開発された。J2SE 1.4以降はJAXPの実装を含んでいる。2007年現在の最新バージョンは1.3。