選り抜き記事

藤山 一郎(1911年4月8日 - 1993年8月21日)は、日本の歌手・声楽家・作曲家・指揮者。本名は増永丈夫。本名ではクラシック音楽の声楽家・バリトン歌手として活躍した。東京府東京市日本橋区蛎殻町(後の東京都中央区日本橋蛎殻町)出身。東京音楽学校(後の東京藝術大学音楽学部)卒業(首席)。
東京音楽学校で培った正統な声楽技術・歌唱法・音楽理論とハイバリトンの音声を武器にテナーの国民的歌手・流行歌手として活躍。1930年代から1940年代にかけて『酒は涙か溜息か』・『丘を越えて』・『東京ラプソディ』・『青い山脈』・『長崎の鐘』などを歌い多くがヒットした。理論・楽典に忠実に歌ったことから正格歌手と呼ばれ、その格調の高い歌声は「楷書の歌」と評された。1992年(平成4年)、国民栄誉賞を受賞した。……
- 無害通航は、沿岸国の平和・秩序・安全を害さないことを条件として、沿岸国に事前に通告をすることなく沿岸国の領海を他国船舶が通航することである。重商主義から自由貿易主義に転換した1840年代以降、国際法上成立した……
- フォード島は、アメリカ合衆国ハワイ州、オアフ島の真珠湾の中央にある島嶼である。古代にはハワイ人が豊穣の儀式を執り行う聖地であった。1916年以降アメリカ軍が基地として使用するようになり、後に真珠湾攻撃の主戦場ともなった……
- ニューアーク方式は、アメリカ合衆国のニューアーク公共図書館の館長であったジョン・コットン・デイナが考案したとされる図書館における図書の貸出方式である。長所もあったが、貸出記録がカードに残って利用者の秘密を……