Yes-No
「Yes-No / 愛の終わる時」 | |||||||||||||
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オフコース の シングル | |||||||||||||
初出アルバム『We are (Yes-No)』『SELECTION 1978-81(愛の終わる時)』 | |||||||||||||
A面 | Yes-No | ||||||||||||
B面 | 愛の終わる時 | ||||||||||||
リリース | |||||||||||||
規格 | 7"シングルレコード | ||||||||||||
ジャンル | |||||||||||||
時間 | |||||||||||||
レーベル | EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI | ||||||||||||
作詞・作曲 | |||||||||||||
プロデュース | オフコース | ||||||||||||
チャート最高順位 | |||||||||||||
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オフコース シングル 年表 | |||||||||||||
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「Yes-No」 | ||
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小田和正の楽曲 | ||
リリース | 1993年9月22日 | |
規格 | 8cmCDシングル | |
ジャンル | J-POP | |
レーベル | Little Tokyo ⁄ FUN HOUSE | |
作詞者 | 小田和正 | |
作曲者 | 小田和正 | |
プロデュース | 小田和正 | |
その他収録アルバム | ||
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カバー | ||
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収録曲 | ||
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「Yes-No / 愛の終わる時」(イエス・ノー あいのおわるとき)は、1980年6月21日オフコース通算19枚目のシングル。
に発売された解説
[編集]「Yes-No」は、アルバム『We are』[注釈 1]に収録されるが、アルバム収録とは別ヴァージョンでエンディングが若干長く、アルバム・ヴァージョンでは聴かれる、後半部での大間ジローによるカウベルが入っていない。ベスト・アルバム『SELECTION 1978-81』[注釈 2]に収録されているのは、富樫要によるフリューゲルホルンソロのシングル・ヴァージョンのイントロにアルバム・ヴァージョンを編集で繋いだもの。この曲の歌詞について小田和正は「“抱きしめよう”はともかく、“君を抱いていいの”は、当時の歌詞の中でも一線を越えてた。でも、そこを超えたから、みんなのアンテナに引っ掛かったんだよ。世の中には、いい曲だけど地味な曲って、たくさんある。それは、歌詞が一線を越えてないから、アンテナには引っ掛からないってことなんだよ。ただ、いくら引っ掛かるとは言っても、曲のタイトルを『君を抱いていいの』にしてはならない、というのも考えたけど」「ずっと疑問文で成立している。そして、最後に相手に、責任を取らせる歌なんだ。“どうなんだ”って、突きつける。当時それならタイトルは『Yes or No?』じゃないかって言った奴がいたけど、突きつけてるんだ。だから『Yes-No』なんだ」とし、「『週刊新潮』のコラムに『女の子にキャーキャー言われながら“君を抱いていいの”って、いい歳をして』って。いやぁ、そんなこと書くんだなぁって思ったよ。あと、客席のファンの人達が“タン スタタン”て間の手を入れ始めたのも、この頃からだろうね。“ああぁ~ 時はぁ~”のところで、そう手拍子するようになった。でも、『週刊新潮』も“タン スタタン”も、俺達がお願いしたことではなかったんだよ」[1]と、答えている。
この曲は後に小田がシングル「風の坂道」[注釈 3]のカップリングとしてセルフ・カヴァーし、アルバム『LOOKING BACK』[注釈 4]にも収録された。小田自身コンサートでも一時期、この曲をセルフ・カヴァー・ヴァージョンで演奏したことがあるが、2000年 のコンサートツアー以降と、TBS系『クリスマスの約束』では転調せず、オフコース時代のアレンジに戻されている。
「愛の終わる時」はオリジナル・アルバムには収録されず、「Yes-No」と同じく『SELECTION 1978-81』[注釈 2]に収録されたが、その際ビル・シュネーによりリミックスされ、間奏部が11秒程短くなっている。
パッケージ、アートワーク
[編集]ジャケットには前作のライブ・アルバム『LIVE』[注釈 5]のブックレット用に同年3月、フリーダムスタジオ1stで行われたフォトセッションでの未使用写真が使われている。また、裏面には歌詞のほか、『LIVE』[注釈 5]と、シングル「生まれ来る子供たちのために / この海に誓って」[注釈 6]の紹介が記載されている。
収録曲
[編集]SIDE-A
[編集]- Yes-No YES-NO – (5'20")
SIDE-B
[編集]クレジット
[編集]- プロデュース : オフコース
- © 1979 Pacific Music Publishing Co., Ltd. & FAIRWAY MUSIC Co., LTD.
リリース日一覧
[編集]地域 | タイトル | リリース日 | レーベル | 規格 | カタログ番号 | 備考 |
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日本 | Yes-No / 愛の終わる時 | 1980年6月21日 | EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI | 7"シングルレコード | ETP-17003 | 「Yes-No」はシングル・ヴァージョン、「愛の終わる時」はオリジナル・アルバム未収録。 |
2020年6月3日 | USM JAPAN ⁄ UNIVERSAL MUSIC LLC | CD |
UPCX-4240 | デビュー・シングル『群衆の中で / 陽はまた昇る』からラスト・シングル『夏の別れ / 逢いたい』までを収録した全36枚組CD BOX『コンプリート・シングル・コレクションCD BOX』(UPCY-9918)の中の1タイトル。発表当時のアナログ7インチ・シングルのアートワークを再現した12cm紙ジャケット仕様CD。 |
カヴァー
[編集]Yes-No
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 『We are』 1980年11月21日 発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI LP:ETP-90038
- ^ a b 『SELECTION 1978-81』 1981年9月1日 発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI LP:ETP-90106
- ^ 小田和正「風の坂道」 1993年9月22日 発売 Little Tokyo ⁄ FUN HOUSE SCD:FHDL-1009
- ^ 小田和正『LOOKING BACK』 1996年2月1日 発売 Little Tokyo ⁄ FUN HOUSE CD:FHCL-2003
- ^ a b 『LIVE』 1980年5月5日 発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI 2LP:ETP-60380/1
- ^ 「生まれ来る子供たちのために / この海に誓って」 1980年3月5日 発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI 7":ETP-10707
- ^ a b 記載ママ
出典
[編集]- ^ 『YES-NO 小田和正ヒストリー』株式会社角川書店、1998年、113-146頁。ISBN 4-04-883529-7。「第5章 スリー・アンド・ツー〜五人のオフコース〜」
関連項目
[編集]- イニシエーション・ラブ – 2004年に発表された乾くるみの小説。章題及び、2015年公開の同名映画の劇中歌として使用されている。
外部リンク
[編集]- オフコース
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- Yes-No / 愛の終わる時 – Discography